2015年4月15日

呪い受けます ―身代わり沙門―




新書・76頁/500円(2015.4.19)
装丁:フナキ ワタル さん

お試し読み http://sytrial.blogspot.jp/2015/04/blog-post_14.html
塔子をかばって車にはねられたのは、少し風変りな《解呪師》四ノ宮沙門だった。
呪いを肩代わりする能力を持つ沙門は、塔子にかけられた呪いを我が身に引き受け、呪いの根源を断つため調査に乗り出すが……。
運動神経が鈍くて血が苦手な沙門は、呪いのせいで死にかけたり、なんでもないことで貧血を起こしたりと、見るからに頼りない。依頼人だったはずの塔子が、いつのまにか守り役に?
はたして2人は、無事に呪いを解くことができるのか……!?

2015年4月13日

食べてしまいたいほど



新書・108頁/600円(改訂版/2015.4.19)
装丁:フナキ ワタル さん

お試し読み http://sytrial.blogspot.jp/2015/04/blog-post.html
「食べ物を粗末にしてはなりません」
人間と同じ姿をし、人間を捕食して生きるあやかし、《人喰い》。その1人である薄羽は、なりゆきで拾った人間の子供を柾と名づけ、非常食として育てることに。
18年後、食べごろに成長した柾と薄羽の関係に、変化が生まれる。いっぽう、2人の住む街にも、気付かないうちに異変が……。
異種族間の奇妙な絆をめぐるオカルト・サスペンス。
※BL要素あり